野の花文化賞 NONORING BUSINESS

県内には、ふるさとの文化を継承し、これを支えて努力している多くの方々や、
地域社会の中で個性豊かな生活文化の創造と普及のために地道な活動を続けている方々がおられます。
これらの方々の多くは、広く賞賛されることもなく、野にあってひっそりと咲く「野の花」に例えられましょう。
「野の花文化賞」は、このような方々に視点を向け、その功労をたたえようとするものです。

 

表彰の対象

表彰の対象は、上記の趣旨に合致し、次のいずれかに該当する個人または団体とします。
ただし、推薦する活動分野において、既に国・県の表彰を受賞されている個人または団体は原則として対象となりません。

  1. 地域における伝統文化を保存継承し、あるいはその普及にひたむきな努力を続けている個人または団体
  2. 地域における文化を調査研究し、あるいは新たな創造のために地道な努力を続けている個人または団体
  3. 地域における芸術文化活動等の領域において、地道な努力を重ね、あるいはその普及活動を続けている個人または団体

受賞者

  • 第6回(昭和63年度)

    奥澤 藤雄

    「すてな踊り」の復活・指導


    大久保 まさ子

    笏谷石の著作・講演の活動


    田中 明

    福井県労働運動史の発刊

  • 第5回(昭和62年度)

    上杉 喜寿

    自然の調査研究


    斉藤 藤五郎

    マリンバの製造

  • 第4回(昭和61年度)

    五木 繁志

    独特のペン画画風の創出


    かなづ石摺研究会

    石碑・石塔・石仏の研究

  • 第3回(昭和60年度)

    大同 芳男

    若狭能倉座の再興


    斉藤 芳夫

    シダ植物の標本採集・分類・調査

  • 第2回(昭和59年度)

    山田 清吉

    農民の姿の詩作活動


    岸本 一定

    「竹芸」専属竹人形細工士


    和久里壬生狂言保存会

    狂言の復活・保存・継承

  • 第1回(昭和58年度)

    助田 茂蔵

    周辺の草花の絵を描く


    高木 栄子

    紙わらべ人形の創作


    直井 光男

    文化財建築物の復元・修理